さいたま市、荒川区、足立区でサッカースクールを開校している

エスペランササッカースクール代表のリンです。

以前のブログで紹介した

子供たちの気持ちを掴むために僕が意識していること二つ目です。
②小さなYESを得る

というのを解説していきます。

先日のブログで書いた、子供と目線を合わせると少しずつ心を開いてくれるようになります。

けれども、まだ言うことを聞いてくれたりコーチの指示通りに練習をするなんて、到底無理な状況です。

そんな時に、いきなりドリブルをさせるなどのボールを使った練習に参加させてみたり、子供たちが好きそうな鬼ごっこに一緒に入ろうとしても

特に、人見知り・顔見知りや恥ずかしがり屋の子たちは、200%といって良いほど、練習に参加しません。(自分の実感値では幼児の半分くらいはこの傾向にあります)

そりゃ、そうですよね。見ず知らずの子たちといきなり遊んでみなーと言っても警戒するのが普通なんです。

なので、全く練習に加わらない子に対して、怒ったり、イライラしたり、また強制的にやらせても何も解決しないので、ここは大人はグッと我慢です^_^

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ここから、今回のテーマである小さいYESを得るという技が発動します。笑

目を合わせれるようになったら、その子と一般的な会話をするのが基本になります。サッカーの話なんてしなくて良いんです。

お母さんのことは、好きー?

この服カッコ良いお洋服だね、この服好きなのー?

今日は、お姉ちゃんも一緒に来たんだねー?

と、こんな感じの簡単に答えられる質問を繰り返します。

子供は、うなずくか、『うん』と返事するぐらいです。

これが小さなYESを得るという段階です。

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目も合わせてくれなかった子が、徐々に会話(といっても、コーチからの一方的な質問)をし始めてくれたら、少しずつ心を開き始めている段階です。

やっと隙間風が通るぐらいしか心のドアは開いていませんけどね。笑

そして、ここからが大事です。

質問の内容を徐々に選択式にしていきます。

例えば

お姉ちゃんもお母さんも、来てくれて良かったね。お姉ちゃんと、お母さんはどっちのほうが好きー?

今日は、ここまで何で来たのー?自転車?歩き?

など、

考えて答えないといけない質問をしていくんです。

でも、あまりにも質問が難しすぎるとそっぽ向かれてしまうので要注意。

何度か無視されることもありますが、子供との距離を縮めるための大事なプロセスです。

全くサッカーしたがらない子(人見知りな子)に初練習参加の時に、ここまでできたら良いかなと考えています。

話は少し逸れますが

何気ない会話というのは、子供たちとの距離感を縮める大切な要素。何年もエスペランサに通っている子たちとも、サッカーとは関係ない話はよくします。

学校のこと、家族のこと、旅行のこと、休みの日に遊びに行ったことなど…

単純にその子のことをいろいろ知っておきたいということと、だいたいが週に1度しか会えない子達なのでたくさん会話をすることが、信頼関係を構築する上でとても大事なことだと考えています。

信頼関係がないと、サッカー練習の指示なんて聞いてくれませんからね。

特にエスペランサの指導現場では、恫喝や強制力を使って子供たちを教えることは決してないので、

子供たちがコーチのことを信頼・安心してくれるためにも、子供たちとのサッカー以外のコミュニケーションも大事なんです。

だいぶ話が逸れましたが、ここまでが必殺技②の話でした。

次回ブログでは、3つ目の解説をしますねー