さいたま市、荒川区、足立区でサッカースクールを開校している
エスペランササッカースクール代表のリンです。
どうも、リンコーチです♪
子供たちにサッカーを教えて、早15年。
教え始めた頃は『教える』ことの難しさを痛感し、『子供』という存在の真の理解に本当に苦労しました。
たくさんの経験と、良書との出会いがあって今の自分が在ります。
サッカーを通じて関わった子は2,000人は越えていると思います。
サッカー指導の本に限らず、子供の育て方、𠮟り方、褒め方、愛情の注ぎ方など子供心を理解するために、いろんな本を読み漁りました。
本を読むのは好きなので300冊ぐらいは読んだでしょうか。
その甲斐あって、子供たちがどんなことを考えているのか、どうすれば子供が心を開いてくれるのか、分かってくるようになりました。
でも、子育て・教育って本当、難しいですね。
今でもいろんな本は読んでいますが、新しい発見がたくさんあります。
※いま、読んでいる本たち。併読が基本なので、2,3冊一気に読んでいます。
これまで読んできた&読み終えた本の中から
自分が影響を受けたフレーズを紹介していこうと思います^^
みなさんの子育ての参考になれば幸いです。
【タイトル】
「言語技術」が日本のサッカーを変える
【著者】
田嶋 幸三
※77ページより抜粋
子どもが自立に向けて準備をするこの時期に大人がすべきこと、それは察しの悪い大人を演じることです。どうしても大人は子どもをかばい、子どもの考えを先回りして汲み取ってしまいがちです。子どもが何を要求しているのか、わかっていても子どもたちがそれらを言葉にする前に大人が先回りして代弁するのはやめましょう。
子供「お母さん!シューズ」
母「シューズがどうしたの?何のシューズ?」
子供「いるんだ!サッカーの」
母「サッカーのシューズってこと?何のために必要なのかな?」
子供「試合だよ!」
母「いつの試合?どうして必要なの?」
やっと察した子供・・・
子供「明日、サッカーの試合があってサッカーシューズが必要なんだ。どこにあるか知らない?」
一見、とても気の利かない冷たい母親のようですが、実は子供が自分の言いたいことをきちんと表現するまで忍耐強く待っています。こうした姿勢が子供の考える力、表現する力を育てます。
時間をかけても良いので、子ども自身の考えを自分の言葉で発信できる場を意図的に作ることが子どもの成長につながると思う。
先日のブログでも書きましたが、伝えたいことを簡略化せずに文章化することで、考える習慣になるということ。
日々の子供との会話にも気を付けていきたいですね。
では、本日はここまで♪