さいたま市、荒川区、足立区でサッカースクールを開校している
エスペランササッカースクール代表のリンです。
負けず嫌い。
子どもって、だいたい負けるの嫌いじゃないですか?
負けるのが嫌いというよりも
勝ちたい。という欲求に満ち溢れているというか。
時々いるんです。
勝ちたいからズルする子。
今日は、ズルをして勝とうする子に対して
どうアプローチすべきかをテーマにしたいと思います。
よーいドン!でスタートして競争する時に
スタートラインを少しずつ飛び出していたり
折り返し地点まで行かないで、戻ってくる子。
それもルールを理解していなくてではなく、意図的にズルしてる子。
エスペランサにもたくさんいます。
幼児~3年生は特にいますね。
みなさんなら、どうしますかね?
怒ります?もう一度、ルールを説明します?無視します?
さぁ、みんなで考えよう♪笑
ま、正解なんて無いんですけどね。
僕なら、ニンマリ笑って気付かないフリしてそのままやらせます。
怒るのはあまり良くないと思うんですよね。
でも、ズルをするのも良くない。
こんな時に、どうやって、アプローチするかがコーチごとに違うんだと思いますが
この時に僕が考えるのは。
ズルしてでも、勝ちたいという勝ちに貪欲な姿勢をまずは評価してあげたいということ。
一番良くないのは、勝っても負けても、どっちでも良い。勝負ごとは気にしない。
という子は、何をやってもキラリと光る何かを得ることはできないと思うんです。
遊びだけど勝ちたい。
真剣だからこそ勝ちたい。
横の子には負けたくない。
人間の素直な気持ちだと思います。
勝ちたいという欲求がパワーになり、その結果、子どもたちは成長していきます。
なので、僕は
「こいつ!ズルしやがって!けしからん!」と怒ることはせずに。
「少しズルしたとしても、勝ちたいと思ったのか。ヨシヨシ。」って感じです。
コーチが指摘しなかったとしても、
一緒に戦っている子たちが
「コーチ!あの子ズルしてる!」って、たいてい気付くので、2,3回はそのままやらせるようにします。
あまりにも、ひどい時&周りの子たちが気付かない時は、僕がやんわり指摘しますけどね。
語弊を恐れず言うならば、サッカーは『だまし合いのスポーツ』です。
相手の逆を突き、相手が準備していていない時に攻め込んだり
相手を『騙す』行為は、プロの世界でも頻繁に行われます。
もちろん、ルール違反はいけないですよ。
サッカーの決められたルールの上で、みんなが知恵を絞り勝率をあげるために全力で戦います。
少し話が飛躍しますが、
社会を生き抜くうえで人と同じこと
決められたことをやっているだけだと
ごくごく平凡な人生を過ごすことになります。
身を置く環境によるとは思いますが
プロスポーツ、出世競争、競合他社との戦い。。。
どれもこれも、みんな必死に戦う中でどうやって差別化するか、圧倒的な結果を出すかは、
他よりも秀でた何かが無くては、いけません。
正攻法がダメならば、あの手この手といろんな策を練り、
挑み続ける人だけに、輝かしい未来が待っていると思います。
なんか、僕のブログはいつも話が飛躍してしまうのですが。。。笑
子どもたちのズルしてでも勝ちたいという行動は
『何としてでも勝ちたい』
『勝つために何か工夫を』
『とにかくまずはやってみよう』
という気持ちの表れなのかな~と考え、見守って尊重したいと僕は思います。
今日も長くなってしまいましたね。
お付き合いありがとうございました~!!