さいたま市、荒川区、足立区でサッカースクールを開校している

エスペランササッカースクール代表のリンです。

今日のテーマは、怒る・叱るということで話していきます。

僕は、怒ることが苦手です。

あんまり子どもに怒ったこがなく、日々怒ることがないので慣れていないんです。

けれども、子どもの成長を考えた時、怒らなければいけない時もあります。

「怒る」というより、「叱る(導く)」という言葉で表現したほうが僕の中では近いですね。

「怒る」という表現だと、恫喝や大声や感情的、一方的なイメージだと僕は捉えています。

一番最悪なのが、大人たちがイライラ・ムカムカしていてその感情のままに恫喝すること。

こういう人は、今すぐに指導者(先生)は引退してください。

ま、こんな人がいないことを願いつつ話を進めましょうか。

子どもたちには、自分がやりたいことを自由な発想でやり続けさせてあげたいというのが根底にありますが

では、どんな時に子どもを叱るのかというと

僕は、

他人を傷つけた時

にしっかり叱ってあげなければいけないと決めています。

練習中の子どもたちは必死ですし、勝ちたいという気持ちが強いあまり

暴力、暴言で仲間を傷つけてしまうことがあります。

もっとひどいのは、意図的に暴力・暴言で傷つけているケースです。

すぐにでも大声をあげて、叱り飛ばしたくなりますが

ここはグッとこらえて

大声&暴力は使わずに、子どもに言い聞かせるために

僕は、「目で怒る」ようにしています。

なんやそれ。

目で怒るってなんやねん。

と思いますよね。

子どもに話をちゃんと聞かせたい時、目を合わせることがとても大事です。

話は耳で聞くのではなく、目で聞くというのは以前のブログでも書いたことですが

子どもだけでなく、人は

叱られるている

自分を守りたい

この場を早く切り抜けたい

集中していない

後ろめたい

時に、視線が合わなくなります。

叱り始める時に、まず目を合わせることから始めます。

コーチの目を見ろ。と

今から大事なことを話すから、コーチの目を見続けさせます。

目の力で真剣なんだということを伝えます。

目があって、やっと。

先ほどの言動のことを話し始めます。

キミがやったことは、とても良くないことなんだと。

その子は傷ついているし、自分自身も同じことをやられたらどう?と

叱っている間にも質問(発問)をします。

ただ叱るだけではなく、子どもにも考えさせて一緒に答えを導いていきます。

普段、怒らないいつも笑顔なコーチが、真顔でずっと目をみて話して来たら、そりゃ誰だってこれは一大事だと感じますよね。

子どもたちは話している途中に何度も目をそらします。

何度もコーチの目を見るように伝えます。

これも長く根気のいる作業ですが、子どもたちが大人たちを信用し安心できる環境を作るために大事なことだと僕は思います。

あなたは、いま子どものためを思って、怒っていますか?叱っていますか?

それともただ自分の感情のままで、子どもに当たっていないですか?

目で怒る。ぜひ、やってみてください♪